原市 旧中山道 1kmにわたる杉並木のある間の宿

群馬県
安中市
原市

安中と原市の間にある杉並木を原市側から遠望する。

原市東部の町並み

黒漆喰の土蔵。主屋は建て替えられていた。
座敷蔵の事例も見られる。
関西の町家に見られるような雨よけの庇の付いている民家があったので
安中宿から旧中山道を西に進むと高い杉並木が見えてくる。この杉並木は日光街道日光の杉並木と並んで称されていたものであるが、現在では伐採が進み途切れ途切れの状態になっている。戦前は321本あったそうだが現在では僅か16本になってしまっている。しかし、その高さは立派で、旧街道の長い年月を感じることができる。

杉並木を抜けると原市の町並みとなる。原市は文献等で古い町並みが紹介されており、期待して訪れたが、残念ながら現在はあまり残っていない。
切妻平入の主屋と脇には街道に妻面を向けた土蔵を備える町並みが特徴である。土蔵は海鼠壁のもの黒漆喰のものなど何種か見られる。中には座敷蔵も残っている。

交通

JR信越本線安中駅下車バス


国道18号線
原市


参考資料 リンク
安中市


参考文献